ナナの漫画徒然日記 その9(サラリーマンが異世界に行った編)

 どうもナナです。久々の更新です。皆さんマスクをつけての外出時には熱中症にご注意ください!

さて、今日読んだのは『異世界スローライフを(願望)1』です。

bookwalker.jp

おすすめ度【60】

あらすじ

社畜で心も体もすり減らして気づいたら死んじゃってたサラリーマン忍宮一樹(主人公)が、女神さまにもらったスキルで異世界転移する。果たして今度の人生(異世界)では働かずにお金を稼ぐスローライフができるのか…

 

感想・評価

今回は生まれ変わってはいないので、いわゆる異世界転移ものです。異世界ものにいくつかある王道として、

男性の場合

・「普通の高校生(これが大事です<ぼっちとか影が薄いとかマイナス要素系が多いです>)が魔法陣とか女神とかに呼ばれて異世界にいくやつ」

・「社畜サラリーマン(大体社畜&独身です)が過労かうっかりかで死んで異世界にいくやつ」

女性の場合

・「普通の高校生orOL&主婦(無職)がふとした瞬間に異世界に召喚されて聖女でした」

・「乙女ゲームが好きで攻略してたら事故等で死んでゲームの中に転生したら悪役令嬢でした(⇐最近のトレンド)」

 

このパターンかなと思います。この作品は2番目のやつです。それと私自身は王道含めて全部アリの人なので、異世界への行き方についてはどれでもOK。ただその後の展開にはバンバン評価つけます(良くも悪くも)

 

今回の作品は背景の描き方も丁寧だし、ヒロインが可愛いし(重要)で絵は読んでてすごくいいです。一番気になったのは、主人公の思慮の浅さですかね。

女神にチートスキルもらえるって時に考えが甘過ぎるってのと前提として「働かずにお金を稼ぎたい」というものがあるのなら何でもらったスキルが「お小遣い」なのかが分からない。

「魔法」とか「錬金」がある異世界。しかも異世界に関してある程度知識がある、そういった小説等を読んでいた世代で、社会人として働いていた人が、お小遣いで生活できるわけないと思うのは私だけですかね?物価とか生活するにはどれくらい必要で、衣食住を整えるにはとか危険はないのかとか、聞くこと調べることやらなくちゃいけないこといっぱいあったでしょ!異世界舐めんな(笑)

 

あとそれこそ商業系のスキルとか魔法のスキルの方が働かずにお金を稼げる気がする。何もせずにお金を手に入れる=お小遣いって思考が小学生レベルやんってツッコミが思わず入ってしまうんですよね。もちろんスキルなのでその後レベルが上がれば「国家の大臣クラスの収入が『お小遣い』として定期的に入る」みたいなチート性能です。ということが無きにしも非ずというところですが、いかんせんインパクトに欠けるかなという感じがします。

 

せっかくサラリーマンという下地があるのなら、それに伴ったスキルだったり展開を期待したいところですね。

今月の25日には次巻が配信されるのでそちらに期待といったところです。

 

でわでわ~