ナナの漫画徒然日記 その８（自分は魔族（暗黒騎士）だと思って忠誠を尽くしてたら解雇されたので、もう好きに生きようって話）
どうもナナです。
今日読んだのはこれ『解雇された暗黒騎士（30代）のスローなセカンドライフ（１）』です。
おすすめ度【84】
あらすじ
魔王軍の最下級暗黒騎士である主人公ダリエル(30代)は、魔法が使えないという理由から魔王軍をクビになってしまう。仕方がなく彷徨っていたら人間族の村に流れ着く。そこで冒険者として依頼をこなしつつ、魔王軍にいた時とは違った充実したセカンドライフを送ろうと思うのだが…。
原作を未読なのですが、なかなかに面白い作品です。メインヒロイン（怪力パンチラ天然娘）のマリーカも可愛く書かれてますし、ダリエルが出会う人たちが個性溢れる方々でなかなかに面白いです。
この作品はいわゆる『本人は優秀なのにそれを評価(見抜けなかった)できなかったダメ上司(偉い方たち)のお話』です。
だいたいこの系統のお話は、主人公に対して上司・王族・勇者・神などの偉い方々が「お前はクズだ！」などと罵ったあとに、実は主人公がとても優秀又は有能で「一緒に旅した仲間だろ？」と媚び諂うか主人公にボコボコにされるかのスッキリエピソードがくるのがセオリーです。
１巻ではそこまで話は進みませんが、すでに魔王軍の中にはダリエルに帰ってきてほしいと思っている人たちがちらほら伺えます。そういった意味でも次巻に期待したい作品です。
と話は変わって、上記同様にスッキリエピソードの漫画を一つ紹介しておきます。
『勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う １巻』
おすすめ度【95】
あらすじ
勇者パーティーで「役立たず」の烙印を押されてしまったビーストテイマーのレイン。勇者にパーティーから追い出され、冒険者として１からやり直していた時、この世界にいくつか存在する最強種『猫霊族』のカナデと出会う。２人の出会いをきっかけにレインは自身の本当の力に気付き、冒険の旅へと出かける。
おすすめ度通りなのですが、本当に面白いです。ちなみに最強種の『猫霊族』が何で『猫』なのかは原作者の趣味らしいです。(笑)(※原作１巻あとがきに記載)
面白さを際立たせてるのは、読んでいてびっくりするぐらいの勇者パーティー(勇者・戦士・魔法使い・僧侶)の全員が性格クズって点です。勇者は特に酷い性格破綻者ですが、何故こいつ勇者なの？って疑問に思うレベル。
それに対して対照的なのがレインのパーティーです。ネタバレ防止の為にどんな子が仲間になるとかは言いませんが（原作や漫画の表紙見るとバレますが）、全員女の子のハーレムで、しかも聞き分けが良い子達、相手を思いやる心も持ってるし、全員がレイン狙いです(笑)そんなパーティー内での掛け合いが本当に読んでいて楽しい作品です。
一応原作(小説版)が第４巻
漫画版が第３巻
まで出てます。ちょっと原作が４巻までしか進んでないのですが、そもそもコミカライズの３巻は原作の１巻ですからまぁそういう作品もたまにはあるのかなぁと思いつつ次巻に期待をしてる作品です。
でわでわ～
