ナナの漫画徒然日記 その34(その着せ替え人形は恋をする 1巻)

どうもナナです。今回紹介するのは「その着せ替え人形は恋をする 1巻」です。

アニメ化も決まって一読者としては嬉しい限りですね。

bookwalker.jp

おすすめ度【93】

あらすじ

クラスのギャルと秘密の関係…?

いつも友人の輪の中心にいるギャル系美少女、喜多川海夢。クラスメートの五条新菜は、彼女を“別世界の人間”だと思っていた。雛人形の頭師を目指す新菜が、放課後被服実習室で作業していると、そこに現れたのは…まさかの…!? 二人のドキドキ山盛り☆コスプレ・スクールライフが始まる!!

(C)2018 Shinichi Fukuda

総評・感想

 今回の「その着せ替え人形は恋をする」はクラスでのスクールカースト最上位のギャル喜多川海夢(きたがわ まりん)とクラスでは隅っこぐらしの五条新菜(ごじょう わかな)のコスプレイチャラブ活劇という感じですかね♪

 属性的には「コスプレ」もの、「純愛作品」といった感じで私の紹介してる漫画の中ではマイノリティ(少数派)の部類ですね。方向性として分かりやすく類似品を上げるなら「はじギャル((C)Meguru UENO 2016)」がまさにそれではないでしょうか。内容として「その着せ替え人形は恋をする」はコスプレを通じて、本来なら接点のない二人が共通の趣味(コスプレ)を通して絆を結んでいくのに対して、「はじギャル」は初めから人物が対象となっている点ですね。

 点数に関しては個人の趣味が多分に含まれています(笑)

 まず何よりこの作品はとても優しい世界で構成されています。いじめ等があるわけでもなく、基本主人公たちの行動を応援するか手助けするキャラクターはいても悪意のある人物は登場しません。そもそもそういう作風ではないので安心して見れるという意味でもポイントが高いです。

 あと普通に可愛い(大事)面白い。美人で可愛い海夢だけど、美的センスや家事全般が壊滅的だけど、自分の欲望(好きな事)に真っ直ぐで忠実なところがまず共感できます。可愛ければエロゲのキャラでもコスプレするし、むしろエロゲもするし(笑)良くも悪くも純粋にオタクです。また新菜も真面目で不器用なところはあるけど、雛人形造りを通してコスプレ衣装や化粧・メイクの仕方を知り、ハチャメチャだけど真っ直ぐな海夢に次第に(当初から?)惹かれていく2人のやり取りが非常に楽しい作品です。

 現在7巻まで出ていて、8巻も今月発売でこれからが非常に楽しみな作品になっています。気になる人は1巻(本音を言うと3巻)までを読んでみてスッと入るなら是非お勧めできる漫画だと思います。

それでは今回はこの辺で

でわでわ~