ナナの漫画徒然日記 その31(没落予定の貴族だけど、暇だったから魔法を極めてみた@COMIC 第2巻)

どうもナナです。

今回紹介するのは『没落予定の貴族だけど、暇だったから魔法を極めてみた@COMIC 第2巻』です。

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おすすめ度【56】

あらすじ

 晩酌を楽しんでいた男は、気づけば異世界の貴族の五男・リアムの肉体に乗り移っていた。
憧れの魔法を練習する気楽な日々をおくっていたが、属性魔法の習得はもとより精霊を召喚したり、強力な使い魔を得たり、どんなに難しい魔法もマスターしていく!
没落予定だった実家からの独立を目指して冒険者になった彼は、いつのまにか世界屈指の魔術師どころか、より位の高い大貴族に成り上がっていくのだった!

総評・感想

 さて、今回読んだのは『なろうシリーズ』『成り上がり系』『異世界転生』『チート』といった形の典型的なものです。おすすめ度から察していただけると幸いですが、正直あまり面白くなかったです。というのも展開がいまいち面白くない、魔法の設定がおざなり、せっかくの画力が活かされていないという3段活用で点数が付けられない作品でした。

 没落予定だから「手に職持とう」とか「冒険者になろう」とか「自由に生きよう」みたいな作品は昨今沢山あります。今回の作品は魔法を極めたら出世して、結果的に没落前より重要な役職になりました。のなろう系にあたるわけなのですが、成り上がり方が面白くありません。

 いくつかおかしな点を挙げると、「王女殿下の身分で爵位を授けている」「魔法が単なる打撃と同様」「精霊の概念」「妖精の進化形がエルフ」等々です。

 ファンタジー作品なのであまり細かい点を気にしてはいけないのでしょうが、どうしても気になってしまうのがこの作品の不思議ではあります。というより、展開や設定が微妙なので、そういった点が余計に気になってしまうのだと思います。

 

 現在3巻まで出ており、主人公チートもので何も考えずに読むのであればおすすめできるかもしれません。

 それでは今回はこのへんで

でわでわ~