ナナの漫画徒然日記 その26(帰還した勇者の後日譚 1巻)

どうもナナです。今日紹介する漫画は『帰還した勇者の後日譚1巻』です。

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おすすめ度【88】

あらすじ

異世界を救った英雄の“その後”の物語が始まる!!

異世界に勇者として召喚された大学生の柏木裕哉は、ぼろぼろになりながらも、心強い仲間たちと魔王も邪神も倒し、現代日本に帰ってきた。異世界のことを思い出しながら平凡な日常を過ごす…はずだったのに、“最強”のまま魔法もアイテムも使えてしまい!? 「小説家になろう」発、異色の大人気ファンタジーがコミカライズ!

総評・感想

 今回のは『なろう系』でタイトル通りですが、異世界から帰還したら魔法とかアイテムがそのまま使える状態になってたいわゆる『チート系』です。評価が高い理由は単純に言うと私の趣味です(笑) この手の「現代社会で異世界の能力が使える系」は、ハーレム系やチート系の典型で、基本主人公一人勝ちの設定なので、「」と「主人公」に好感を持つことができればだいたいハズレは無いと思ってます。

 実はこの系統の漫画は何故だがヒロインが可愛くないor主人公が卑屈であったり、設定がやたらネガティブで折角ある能力を全然活かせていない作品が多々あります。その中でこの『帰還した勇者の後日譚』はキャラが丁寧に描かれていて、主人公が結構能力を多用してくれるので、モヤモヤも少なく割とスッキリします。

 

 問題点というか、課題(私のようなものが言うのはおこがましいとは思いますが)としては、更新頻度が他の異世界系やなろう系の中では遅いということです。だいたいの本は原作(小説・文芸作品)はおよそ2~7ヵ月程度に1本、コミカライズ(漫画)はおよそ4~10ヵ月で1本ぐらいなのですが、『帰還した勇者の後日譚』は1巻発売から13ヵ月経っているのでほぼ2倍の長さです。

 更新頻度が遅いと内容も忘れますし、それ以前に読者が作品離れしてしまうので、新刊を出した際にリピーターが減ります。リピーターが減ると何がまずいかというと、新刊を出しても作品が売れません。そうすると出版社としては採算が取れなくなるので、じゃあ打ち切りにしようかという悲しい流れになってしまいます💦

 そうならないためにも来週7/27(火)には2巻が発売になるので、是非読んでみてもらいたいと思います。もう電子じゃない書籍は販売されていますので、気になった方は読んでみてはいかがでしょうか~?

 それではこのへんで、でわでわ~