ナナの漫画徒然日記 その25(大自然の魔法師アシュト、廃れた領地でスローライフ,植物魔法チートでのんびり領主生活始めます(1) 前世の知識を駆使して農業したら、逆転人生始まった件)

 どうもナナです。今日紹介するのは『大自然の魔法師アシュト、廃れた領地でスローライフ』と『植物魔法チートでのんびり領主生活始めます 前世の知識を駆使して農業したら、逆転人生始まった件』の2作品です。

 どっちもいわゆる「領主系」で剣や魔法はあるけど冒険者でなくスローライフをしていこうというものです。

まずは簡単に各本の紹介

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おすすめ度【73】

あらすじ

あらすじ・内容大貴族家に生まれながらも、「魔法の適性が植物」だったため、落ちこぼれ扱いされ魔境の森へ追放された青年・アシュト。ひっそりと暮らすことになるかと思いきや、ひょんなことからハイエルフやエルダードワーフなど伝説級激レア種族と次々出会い、一緒に暮らすことに! さらに、賑やかさにつられてやってきた伝説の竜から強大な魔力を与えられ大魔法師へ成長したアシュトは、植物魔法を駆使して魔境を豊かな村へと作りかえていく! 万能魔法師の気ままな日常ファンタジー、待望のコミカライズ!

総評・感想

 領主系の作品に多いのが、この『能力が第一産業向き』か『統率・運営・人望が優秀』のどちらかが多いです。今回紹介したのはどちらも前者で、かつ家(頭首等)に嫌われているパターンです。この大自然の魔法師アシュトは主人公アシュト(以下アシュト)が一人で、出会いチートしていくお話(笑)

 一番初めの感想としては、まず領土・領地って何だっけ?的な疑問が湧き出てくるお話。というのも魔境の森は(一応)人間側の領地オーベルシュタインというが、人は住んでないし管理しているわけでもないのに領地とされていて、かつアシュトの家(エストレイヤ家)が領主としてアシュトを派遣できるという感じです。正直訳が分からないw

   推測ですが、特にその辺の領地だとか領土だとかの設定は適当で、場所と雰囲気が分かればいいのかな感はあります。

 

 作品の見所(私が気に入った部分)としては、アシュトがラノベ主人公気質で周囲の女性に好かれる体質で、それを笠に着ない謙虚で真面目な性格な点。登場人物中で接点がある女性キャラに軒並み迫られる(?)思われる(?)ところなどは良いです。

 またなろう系らしくアシュトの魔力が規格外なので、新しい発見や生活面での苦が無い分楽しそうにしているところが良いです。

 ただ、おすすめ度がいまいち伸び悩む理由の一つとして、舞台が森なので、どうしても背景の都合上展開してる場所が狭く感じます。建物が所々見えますが、周囲や道に比べてアンバランスで建て方が適当なのでこれってどうなの?とツッコミを入れたくなる点がしばしば…

 そのあたりを気にしないのであれば、今後どんどん住人が増えていくと面白さが増してくるだろうという期待できる作品だと思います。

 

 続いてもう一つの作品

『植物魔法チートでのんびり領主生活始めます(1) 前世の知識を駆使して農業したら、逆転人生始まった件』

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おすすめ度【69】

あらすじ

植物魔法で未開の秘境も軽々開拓! のんびりほのぼの街作りファンタジー

貴族に転生した少年エルトは戦闘に向かない植物魔法の才能により冷遇され、僻地の管理者として放りだされてしまう。だが彼の能力は、土地開拓には最適の万能魔法だった!――領地繁栄物語コミカライズ開幕!

総評・感想

 こちらも同じように家(家長)に見捨てられた系のお話で、ファンタジー要素が強めで、魔法で作った大樹の家というまんま木であったり、人族が主人公含めた数人で、残りがほぼ獣人(笑) ヒロインは上記漫画と同じくエルフです(笑)途中から一気に人族が増えますが、基本植物魔法が中心なので舞台は森の中という感じです。例にたがわず出会いチートで、森の精霊ドリアードに気に入られたりしますので是非製品版を読んでみてください。

 

 おすすめ度で表示してますが、私としては前記の漫画の方が好みかなという感じです。ほのぼの系の場合は「現実味を帯びているけどファンタジーな世界観」であったり「主人公が万能で、いろいろな意味で規格外だけど本人は特に争うつもりはない」といった要素がないと飽きがきます。冒険ものと違い背景に変化が少ないので、訪問なりイベントなりが起こらないと「何もなく平和な一日でした。」となってしまうからです(笑)そういう意味では前記漫画の方が良かったかな、という感想です。

 

 それでは本日はこのへんで

でわでわ~